保証に関する裁判例
【保証契約の不成立】印鑑の盗用(肯定)②ー東京地判H22.10.13
2016年7月31日 保証に関する裁判例
原告(銀行)が、A社に対し700万円を貸し付けるにあたり、被告Y3の連帯保証が認められるかが争点となった事案。保障契約の債権者側として、どこまで保証人本人の確認をすべきなのかという点について参考になる裁判例です。 「1 …
【保証契約の不成立】印鑑の盗用(肯定)①ー東京地判S44.1.30
2016年7月24日 保証に関する裁判例
被告の兄が、信用金庫と手形取引を開始するにあたり提出した手形取引契約書の連帯保証人欄に被告の記名押印がなされていたので、信用金庫から被告に保証債務の履行請求をしたが、被告は兄が印章を盗用を盗用したものであるとして争った事 …
経営指導念書-東京地判H12.12.20
2016年7月13日 保証に関する裁判例
従前、子会社が銀行から融資を受ける際に、親会社から保証書に代えて「経営指導念書」が交付されることが良くありました。しかし、バブル崩壊後、兵銀ファクター事件(東京地判平成11年1月22日)や、山一情報システム事件において、 …
【書面性】保証契約の書面性の判断基準(否定)ー東京高判H24.1.19
2016年7月9日 保証に関する裁判例
電話機リース料支払債務につき、リース会社(メガバンクの関連会社)が、電話機のリースを受けた自営業者の妻に保証履行請求したところ、本件でリース会社が民法446条2項所定の書面として主張するものは契約書のみであるところ、同契 …
【書面性】保証契約の書面性の判断基準(肯定)ー大阪高判H20.12.10
2016年7月8日 保証に関する裁判例
承諾ある名義貸し(連帯保証の意思あり)について、Xは債務を保証する意思で金銭消費貸借契約証書の借主欄に署名・押印したことをもって、同契約書も民法446条2項の書面にあたるとしたもの。 「なぜなら、民法446条2項が保証契 …